釜石まつり

秋まつりの魅力が凝縮された「釜石まつり」は見逃せません!

10月に3日間かけて開催される「釜石まつり」は釜石の秋の風物詩。釜石港で曳き舟のパレードが行われ、お神輿や虎舞などが大通りを練り歩く盛大なお祭りです。見どころいっぱいの「釜石まつり」をぜひご体験ください。(掲載情報は記事執筆時点のものです。ご旅行の際は公式HPなどで最新情報をご確認ください。)

1.「釜石まつり」とは

釜石市市政30周年を記念して昭和42年に始まった「釜石まつり」。古くから伝わる尾崎神社祭りと、釜石製鐵所山神社祭りを合同祭として実施したのが始まりです。これぞ秋祭り!の魅力がたっぷり。釜石市民が1年間心待ちにする一大イベントです。

2.「釜石まつり」概要

「釜石まつり」は例年10月の第3日曜日を含む金・土・日に開催。初日は尾崎神社宵宮祭で神楽の奉納などがあります。中日には山神社宵宮祭のほか、「釜石まつり」最大の呼び物「曳き船まつり」が行われます。最終日には尾崎神社と山神社のお神輿が大通りを渡御し、虎舞や神楽、山車、手踊りなど1000人以上もの人々が大通りを練り歩きます。笛や太鼓、手平金などの賑やかなお囃子が街中にあふれ、祭り気分は最高潮に。

3.「釜石まつり」見どころ

最大の見どころは中日に開催される「曳き船まつり」。江戸時代から受け継がれる伝統神事で、東北で最も古い船祭りとされています。尾崎半島にある尾崎神社本宮から船で御神体を渡御し、市内にある里宮まで奉還する途中の釜石湾がその舞台。神輿を乗せたお召船を中心に十数隻の船が港内をパレードします。色とりどりの大漁旗をいくつもつけたド派手な漁船はそれだけでも見もの。さらに船上では虎舞や神楽が賑やかに奉納され、岸壁すれすれまで船を近づけて見物客に見せるなどのパフォーマンスもあり、見応え満点です。

いかがでしたでしょうか、賑やかで楽しく、数々の伝統芸能にもふれられる「釜石まつり」。素敵な秋の3日間を釜石で過ごしてみませんか。

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